hal photo works

写真とお布団とお酒が好きです

「撮りたい写真」は「撮ってほしい」と言われた写真

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写真を撮るようになってそれなりに経過したけど「どんな写真が撮りたいですか?」とか「どんな人が撮りたいですか?」と聞かれるといまだに困る。「人間だったら何でも」としか言いようがない。

男性でも女性でも大人でも子供でも暗いのも明るいのも作り込みもスナップも、それぞれ難しいし、それぞれ得意。ビジネス的にはターゲットを決める……どんな人の役に立ちたいのかを考えるべきらしいけども、選ぶ基準すらさっぱりわからない。

食べ物でも服でも娯楽でもめちゃめちゃ好き嫌いが多いのに、被写体だけはまったくより好みないというのは自分でもほんとうに不思議だ。

人間以外を撮るのが嫌いというわけではないのだけど、物とか風景って人間を撮るのとは別のスキルや準備が必要になる。私は最初に興味を持ったのが人物で、人物を撮るためのスキルや機材を集めてきたので、ちょっと心理的な距離がある。

たとえばうちが定食屋さんだとする。

たいがいの料理は作れるけど、「蕎麦が食べたい」とか「ケーキが食べたい」とか言われると「まぁまぁ素人さんよりはマシなもの出しますけど、どうせなら少々お高くても専門店に行ったほうがいいんじゃないっすかね?」と言いたくなる。

それでも「いや、この店で食べたいからいいよ」と言って注文してくれるのはありがたい限りなんだけども。専門店とうちで出すものの違いは説明しないといけないと思っている。